Exclamatory Sentence(感嘆文)とは?WhatとHowの作り方・違い・書き換えを徹底解説

英語で驚きや感動などの強い感情を表す「感嘆文(exclamatory sentence)」の基本構造、What文とHow文の使い分け、平叙文からの書き換えテクニック、不可算名詞の注意点までわかりやすく徹底解説します。

英語で話し手の強い感情(驚き・感動・感嘆・喜び・悲しみなど)を表現するときに使われるのが exclamatory sentence(感嘆文) です。

What a beautiful day it is!(なんて美しい日なんだろう!)や How fast he runs!(彼はなんて速く走るんだろう!)のように、通常は WhatHow で始まり、文末に感嘆符(! / exclamation mark)を置きます。

この記事では、次のポイントをわかりやすく整理します。

  • exclamatory sentence の基本的な意味と用法
  • exclamation・exclaim・exclamatory の語形と発音
  • What を使った感嘆文の語順とルール
  • How を使った感嘆文の語順とルール
  • WhatHow の見分け方・書き換え方法
  • 主語と動詞(S + V)の省略パターン
  • 不可算名詞や複数形名詞でミスしやすいポイント

1. まず押さえる!Exclamatory Sentence は「感嘆文」

exclamatory sentence は、文法上の分類で「話者の感嘆や強い感情を表す文」を指します。

英語の文機能の基本区分(declarative / interrogative / imperative / exclamatory)の1つであり、通常の事実を述べる平叙文(declarative sentence)に比べて、強い強調や感情が込められているのが特徴です。

Exclamatory Sentence の全体像

感嘆文の代表的な構文は、主に What 構文How 構文 の2種類に分類されます。

Exclamatory Sentence(感嘆文)
├── What 感嘆文(名詞を中心に強調する)
│ ├── 単数可算名詞:What + a/an + 形容詞 + 名詞 + (S + V)!
│ ├── 複数名詞:What + 形容詞 + 複数名詞 + (S + V)!
│ └── 不可算名詞:What + 形容詞 + 不可算名詞 + (S + V)!
├── How 感嘆文(形容詞・副詞を中心に強調する)
│ ├── 形容詞強調:How + 形容詞 + (S + V)!
│ └── 副詞強調:How + 副詞 + (S + V)!
└── その他の感嘆表現(感情を伝える口語表現)
    └── 感嘆詞(Interjection)、疑問文語順を使った感嘆など

代表例で比較

感嘆文のパターン 基本公式 例文 強調の中心
What感嘆文
(単数可算)
What + a/an + 形 + 名 + S + V! What a nice car this is! 車(名詞句)
What感嘆文
(不可算/複数)
What + 形 + 名(不可算/複数) + S + V! What great news that is! ニュース(不可算名詞)
How感嘆文
(形容詞)
How + 形容詞 + S + V! How beautiful this flower is! 美しい(形容詞)
How感嘆文
(副詞)
How + 副詞 + S + V! How fast time flies! 速く(副詞)

2. 関連語:「Exclamation」「Exclaim」「Exclamatory」の違い

exclamatory の関連語には、名詞・動詞・記号の名称などがあります。品詞と用法を正しく整理しておきましょう。

品詞 意味・用途
exclamation 名詞 感嘆、叫び、感嘆の言葉
exclaim 動詞 (大声で)叫ぶ、感嘆する、〜と声を張り上げる
exclamatory 形容詞 感嘆の、感嘆を表す
exclamation mark 名詞(熟語) 感嘆符、びっくりマーク(!) ※米: exclamation point

例文

  • She gave an exclamation of surprise.
    (彼女は驚きの声を上げた。)
  • “Look at that sunset!” she exclaimed.
    (「あの夕日を見て!」と彼女は叫んだ。)
  • An exclamatory sentence usually ends with an exclamation mark.
    (感嘆文は通常、感嘆符で終わります。)

発音

  • exclamation:エクスクラメイション(/ˌek.skləˈmeɪ.ʃən/)
  • exclaim:エクスクレイム(/ɪkˈskleɪm/)
  • exclamatory:イクスクラマトリー(/ɪkˈsklæm.ə.tər.i/ [英] /eksˈklæm.ə.tɔːr.i/ [米])

3. 感嘆文の2大パターン:What と How の作り方とルール

感嘆文の代表的な形は What で作る形と How で作る形の2種類です。語順を正確に覚えることがポイントです。

① What を使った感嘆文(What + 名詞句の強調)

What を使う感嘆文は、「名詞(名詞句)」を含んだ表現を感嘆・強調するときに使います。

What + (a/an) + (形容詞) + 名詞 + (主語 + 動詞) !

名詞の数(単数・複数・不可算)によって冠詞 a / an の有無が変わります。
What a surprise!(なんて驚きなんだ!)や What a relief!(あぁ安心した!)のように、形容詞を伴わずに名詞単体で感嘆を表すこともよくあります。

名詞の種類 語順のパターン 例文
数えられる単数名詞 What + a/an + 形容詞 + 単数名詞 + S + V! What a cute dog (it is)!
(なんてかわいい犬なんだろう!)
数えられる複数名詞 What + 形容詞 + 複数名詞 + S + V! What beautiful flowers (they are)!
(なんて美しい花なんだろう!)
数えられない名詞 What + 形容詞 + 不可算名詞 + S + V! What terrible weather (it is)!
(なんてひどい天気なんだろう!)

主語と動詞(S + V)の省略

日常会話では、文脈上明らかな場合、文末の 主語+動詞(S + V) が省略されて短いフレーズとして使われることが非常に多いです。

What a great idea (it is)! → What a great idea!(なんて素晴らしいアイディアなんだ!)
What cold water (this is)! → What cold water!(なんて冷たい水なんだ!)

② How を使った感嘆文(How + 形容詞・副詞の強調)

How を使う感嘆文は、「形容詞」または「副詞」を直接感嘆・強調するときに使います。

How + 形容詞(または副詞)+ (主語 + 動詞) !
強調の対象 語順のパターン 例文
形容詞を強調 How + 形容詞 + S + V! How kind she is!
(彼女はなんて親切なんだろう!)
副詞を強調 How + 副詞 + S + V! How fast he can run!
(彼はなんて速く走れるんだろう!)

How 感嘆文での S + V の省略

How 構文でも、会話では How + 形容詞! のように S + V を省く短縮形が頻出します。

How wonderful (it is)! → How wonderful!(なんて素晴らしいんだろう!)
How delicious (this food is)! → How delicious!(なんて美味しいんだろう!)

4. 【超重要】 What と How の使い分け・書き換えテクニック

テストや英作文で最も問われやすいのが、「What と How の見分け方」「平叙文から感嘆文への書き換え」です。

見分け方の判断ルール

強調したい部分(感嘆の中心)に 「名詞(名詞句)」が含まれているかどうか で判断します。

  • 名詞を含む名詞句を中心として強調する場合 → What(例: What a beautiful car it is!)
  • 名詞を含まず、形容詞や副詞を中心に強調する場合 → How(例: How beautiful this car is!)

平叙文(declarative sentence)からの書き換え手順

平叙文の中で感嘆したい要素を取り出し、What または How を使った構文に組み立て直します。学校文法では、a/an + 形容詞 + 名詞 などをWhat構文に、very + 形容詞/副詞 などをHow構文に対応させて考えるとスムーズに理解できます。

【パターンA】名詞句がある文(a very + 形容詞 + 名詞)→ What

  1. 元の文:This is a very nice picture.
  2. 感嘆の中心である a very nice picture のうち、a veryWhat a に変えて文頭に置く。
  3. 残りの This is(S+V)を後ろに配置する。
  4. 完成:What a nice picture this is!

【パターンB】形容詞/副詞中心の文(very + 形容詞/副詞)→ How

  1. 元の文:This song is very beautiful.
  2. 感嘆の中心である very beautifulveryHow に変えて How beautiful を文頭に置く。
  3. 残りの this song is(S+V)を後ろに配置する。
  4. 完成:How beautiful this song is!
【表現の互換性】
同じ内容を表す場合でも、状況に応じて What 構文と How 構文の両方で表現できる場合があります。
What a beautiful girl she is!(What + a + 形 + 名 + S + V)
How beautiful she is!(How + 形 + S + V)

5. 日常会話・SNS・文脈で使われるその他の感嘆表現

標準的な What / How 構文以外にも、日常会話やSNSでは多様な感嘆表現が使われます。

1. 感嘆詞(Interjection)との組み合わせ

文法上の感嘆文の前に、WowOh などの感嘆詞を置くことで、より自然な感情を表現します。

  • Wow, what a surprise!(わあ、なんてサプライズなんだ!)
  • Oh, how sweet of you!(まあ、なんてお優しいんでしょう!)

2. 否定疑問文の形をした感嘆表現

文法上は疑問文の語順を使いながら、質問ではなく「なんて〜なんだろう!」という強い感嘆や同意を表す表現です。話し言葉で多用されます。

表現 意味 補足
Isn't it wonderful! なんて素晴らしいんでしょう! 相手への同意や共感を求めるニュアンス
Aren't you lucky! 君はなんてツイてるんだ! うらやましさを含む感嘆
Wasn't that game amazing! あの試合、凄くなかった!? 過去の出来事に対する強い感動

6. 英語学習・TOEIC・試験で気をつけるべきポイント

テストや検定試験(英検・TOEIC・学校文法)で特に間違いやすいポイントを整理します。

① 不可算名詞や複数形名詞に a / an をつけない

What 構文で後ろに来る名詞が「不可算名詞(weather, news, advice, information など)」や「複数形名詞(shoes, glasses など)」の場合、冠詞 a / an は不要です。

[誤り] What a terrible weather it is! ❌
[正しい] What terrible weather it is! ⭕(weather は不可算名詞)

[誤り] What a beautiful shoes these are! ❌
[正しい] What beautiful shoes these are! ⭕(shoes は複数形)

② 語順を疑問文の語順(V + S)にしない

What や How を使った基本構文では、文末は「主語 + 動詞(S + V)」の平叙文語順になります。WhatHow で始まるため疑問文の語順(助動詞や be 動詞が主語の前に出る形)と混同しがちですが、注意しましょう。

[誤り] How fast does he run! ❌(疑問文の語順)
[正しい] How fast he runs! ⭕(平叙文の語順 S+V)

[誤り] What a smart boy is he! ❌
[正しい] What a smart boy he is! ⭕

7. 知っておくと役立つ感嘆文の豆知識

① なぜ S + V が省略されるのか?

目の前の状況に対して「What a disaster!(なんて惨状だ!)」と感嘆を表す際、何について述べているかが話し手にとっても聞き手にとっても明らかな場合、主語(it / this)や動詞(is)を省いた短縮表現のほうが自然で感情が伝わりやすいためです。

② 文末記号と発音(イントネーション)

感嘆文は書き言葉では通常感嘆符(!)で表されます。話し言葉では、強調したい単語(What/How や形容詞・副詞)に強勢(アクセント)を置いたりピッチを高くしたりして、気持ちを込めて発音されます。

③ 「How come ~?」は感嘆文ではない

How come S + V?(どうして〜なの?)は語順が S+V となるため感嘆文と混同されやすいですが、これは「Why」の意味を持つ 疑問文 です。文末には ? がつきます。

④ 英文法における「4つの基本的な文のタイプ(Sentence Types)」

英語の文は機能別に次の4つに分類されます。 1. 平叙文(Declarative)
2. 疑問文(Interrogative)
3. 命令文(Imperative)
4. 感嘆文(Exclamatory)

8. FAQ(よくある質問)

Q1. exclamatory sentence とは何ですか?

A. 話し手の強い感情(驚き・感動など)を表す「感嘆文」のことです。
主に What や How を用いて構成され、文末に !(感嘆符)を置くのが標準的です。

Q2. What と How のどちらを使うか迷ったら?

A. 強調したい部分(感嘆の中心)に「名詞(名詞句)」が含まれているなら What、名詞を含まず「形容詞・副詞のみ」なら How を使います。
「What + (a/an) + 形容詞 + 名詞!」「How + 形容詞/副詞!」が基本型です。

Q3. What a beautiful! という言い方はできますか?

A. 標準的な What 感嘆文では、What の後ろに名詞句が必要です。
そのため、名詞を伴わない形容詞単独の感嘆には How beautiful! を使います。

Q4. 感嘆文の主語と動詞はいつでも省略できますか?

A. 文脈上、主語と動詞が何であるか明白であれば省いた短いフレーズがよく使われます。
日常会話やカジュアルな文章では「What a pity!」のような短い形式が好まれます。

Q5. 不可算名詞のときに What a ~ にならないのはなぜですか?

A. 不可算名詞には不定冠詞 a / an がつかない文法ルールがあるためです。
「What + 形容詞 + 不可算名詞!」(例: What bad luck!)となります。

Q6. 感嘆文は疑問文と同じ語順ですか?

A. 基本となる What / How 構文では「主語 + 動詞(S + V)」の平叙文語順を使います。
How fast he runs! のように S+V を維持し、疑問文のように does he run にはしません。

Q7. exclamation mark(!)は必ず必要ですか?

A. 書面では通常、感嘆符(!)を置きます。
ただし、文脈や文章全体のトーンによってはピリオドで結ばれることもあります。

Q8. How come ~ は感嘆文ですか?

A. いいえ。Why と同じ意味を表す「疑問文」です。
語順は S+V ですが、文末にはクエスチョンマーク(?)がつきます。

9. まとめ

Exclamatory Sentence(感嘆文)をマスターするための重要ポイントを整理します。

  1. Exclamatory Sentence は話し手の強い感情(驚き・感動など)を表す「感嘆文」
  2. What感嘆文:名詞句を中心に強調する(What + a/an + 形 + 名 + S + V !)
  3. How感嘆文:形容詞・副詞を中心に強調する(How + 形/副 + S + V !)
  4. 感嘆の中心に名詞があれば What、名詞がなく形容詞・副詞のみなら How
  5. 不可算名詞や複数形名詞の What 構文では a / an をつけない
  6. 文末の語順は疑問文ではなく平叙文の語順(主語 + 動詞)
  7. 日常会話では文脈上明らかな 主語+動詞(S + V)は省略されることが多い
  8. 平叙文からの書き換えでは感嘆したい要素を取り出して What / How 構文に再構築する
  9. 書き言葉では通常感嘆符(! / exclamation mark)を置く
  10. 話し言葉では否定疑問形式(Isn't it amazing!)なども感嘆表現としてよく使われる

感嘆文は、自分の感情や印象をストレートに表現できる非常に実用的な文構造です。
WhatHow の役割・語順の違いを整理して、英会話や文章表現に活かしていきましょう。

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