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知っていると何かと便利な「接辞」

2020年6月19日

「接辞」英語だとAffix。

Prefix(接頭語) Suffix(接尾語) 接辞には含まないけど+Root(語幹・語根)。接頭語、接尾語は知っている人多いと思いますが、語幹・語根ってあんまりなじみがないと思います。語幹・語根とは語幹は接頭語、接尾語がつく部分。語根は元をたどると、どこかの時代、国の言葉にたどりつく語。簡単に説明するとそんな感じ。専門家ではないので、詳細は割愛。

英語の接辞、普通に日本語(片仮名)でも使っていて、意味を把握しているものといえばanti -とかかな。

anti = against という意味があるので、 anti-abortion(中絶反対)、antibiotic(抗生物質)などなど沢山の単語があります。日本人にもなじみありますね、アンチ〇〇。

この接辞はものすんごい数があります。基本的なことだけでも知っておくと、全く知らない単語に出会った時に、少しだけ意味を推測できるようになるので知っておいて損はありません。簡単に言うと、漢字の部首みたいな存在といえばわかりやすいかな。

注意 ある程度の推測はできますが、完璧ではありません。過信は禁物

ちょっと興味が湧くかなぁという接辞(接頭語)一覧

ギリシャ語起源 ラテン語起源 意味
mono uni one monotone (モノトーン、単調音)、unicycle(一輪車)
dy,dyo bi two dyad(2個一組、対)、bicycle(自転車)
tri tri three triangle(三角形)
tetra quadr four tetrapod(テトラポッド:脚が4つあるんですねーあれ)、quadrangle(四角形)
penta quint five pentagon(五角形、米国国防総省の建物が五角形なんでペンタゴンって言いますね)、quintet(5人組)
hexa sext six hexagram(六線星形)、sextuplet(六つ一組、六つ子、6連音符)
hepta sept seven heptad(7個)、Septuagesima(七旬節)
octo octo eight octopus(タコ)
ennea nov nine ennead(九つから成る一群)、novena(9日間の祈り)
deca decim ten decade(10年)、decimal(10進数)
hemi semi half hemisphere(半球)、semicircle(半円)

例以外にもトリニティーとかなんか聞いたことある言葉とか思い浮かびましたでしょうか。意味がわからなくても、接頭語を知っているだけで3というものが関連していることが連想されると、なんとなく意味がわかったような感じになると思います。最低限覚えないとダメな単語ってのは実際存在しますが、それ以上は、やみくもに語彙を増やしていくより、こういうもので、見たことない単語でもなんとなく意味が分かるって感じになるってのでも良いんじゃないなぁって思います。試験とかだと単語の暗記が必要だと思いますが、そういう目的でなければこちらでいいんじゃないかと。

へー面白いなぁ、興味あるなぁって人にもっと沢山紹介されているサイトをご紹介。

国内サイト

Gogengo! (ゴゲンゴ) - 英単語は語源でたのしく

アルファベット順の語源一覧【すべて】にて接辞が沢山紹介されています。

Gogengo! (ゴゲンゴ) - 英単語は語源でたのしく
http://gogengo.me/

海外サイト

Root Words, Roots and Affixes

こちらで紹介されているものぐらいは知っておいて損はないと思います。もっと極めたい人は上の国内サイトをご活用ください。

Reading Rockets | Launching Young Readers
https://www.readingrockets.org/

管理人
むかーし、GREの勉強をしていて、うーん語彙力足りねー、なんかいい本ないかなぁーって思って、本屋で見つけて買った本がこちら。多分気に入ったんだと思うけど、今でも手元にあります。ボロボロですが(笑)ちなみに全く同じものをアマゾンでまだ買えます。すごいねぇ、流石アマゾン。最近売っている本のほうがたぶん優秀だと思うので推奨はいたしません。個人的に良い本だとは思いますが。
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